2013年8月28日水曜日

南アルプス 聖岳~~赤石岳 3日目2013・8



おはようございます。南アルプス三日目の朝です。


今日のコース予定、、、

「目指せるぞーーー荒川岳まで!!笑))」です。



二日目はこちらから、







トシ君に雷が落ちた!!??







いや〜たまたまヘッドライトがこんな感じで写っただけです

5時前には、ヘッドライトを点けて出発〜



普段は、夜の12時前後に寝る事が多い生活ですが、
山に入ると日没と同時に寝てしまうので^^
普段寝る夜中にはもう起きてしまいがちです、、、だから俺、

朝が待ち遠しいんです^^



本日はいきなり急登から始まり〜赤石岳をまずアタック







馬の背を過ぎ大斜面のトラバースに入る所



予定では荒川岳まで行き中岳避難小屋か、千枚小屋泊ですが、、、
何処まで行くかは、後は皆の雰囲気でってな感じです。











今日も天気は上場です。

早朝〜稜線に出ると風もあり寒いです、


着込むか、ガシガシ動くか! どっちか∧∧ってな感じです。







赤石岳、最後の急坂を登って行きます〜
たまに振り返ると昨日越えて来た山々がガスの切れ目から見えた。


シャキ〜〜〜ンと空気が乾き!

動くにはちょうどいい寒さです。


朝って気持ちいい〜〜〜






急坂を登り終えると見えて来た、頂上と赤石避難小屋


まだ、ガスが掛かっております。






お〜〜〜頂上に着くと後光が〜〜^^







ブロッケン来たかと思われたが、、、、見れなかった。。。残念!!


一生懸命手は振ってみて確かめようとしたが、、、^^




今回の登山は結構ツラい感が多いコースなんですが、
ここぞ!!と言う時は、
本当に気持ち良く晴れて来てくれたんです。






ジィっとしてると寒いです、、、

じょじょにガスが切れ始め富士山が!!顔をだす。







夏と秋の雲が入り乱れ
切れ間から降り注ぐ光のコントラスト
こんな、神秘的に見えた富士山は初めてだな〜。







赤石避難小屋です〜

「山を想えば人恋し、人を想えば山恋し」

ん〜〜〜〜〜深いな、、、^^







赤石避難小屋での休憩中のスナップ
〜コーヒーが美味かった〜
(ほぼ同時に百間洞から来たテント仲間が小屋で暖をとりながら休憩)

この時、なんと!!
小屋の奥さんがハーモニカ演奏してくれた♬

じ〜〜〜〜〜〜んと心に響いた。






これから、向かう稜線〜
個人的に南アルプスの南方面は、
ここから荒川までの稜線が一番気持ち良いと思われます。






本当に絵になる富士山だね〜









昨日歩いてきた、聖岳や兎岳なども一望〜




さてさて、この先どうするか。。。さんざん皆で迷う、、、??
(明日のバスの時間を考えたり、、、)

ここに泊まりたいとか、悪沢岳まで行こうとか、、、、

結局、ここから山を下って椹島で一泊しよう決まる。

そうすると、今日と明日はゆっくり出来て、
しかも明日一番のバスで山を降りれる〜夕方には茨城に帰れる計算だ!!







小赤石方面からの赤石岳



目の前には名残惜しい景色が広がってますが、、、下山かかります。









本当に、断腸の思いとはこの事か!!
すみません、大げさかな^^








コケ系でしょうか、可愛い花さかせていた

下りは危ないから、気をつけて歩こう〜〜





あの白い縦スジが入った山が昨日登った聖岳


富士見平到着です〜
ここが、今回南アルプスの旅で景色の良い最後の場所かな〜

名残おしく、ゆっくり昼食取りました。







360度絶景〜〜〜〜〜
富士山〜








行く予定だった、悪沢岳と千枚岳







よっ!男の背中!と赤石岳








昨日登った聖岳と





俺と佐藤ちゃんと赤石岳、小赤石岳

もう〜ここは最後の良い見晴し場所です〜
しばらく俺達しかいなかったので、のんびりしちゃいました






さっきまでいた、赤石岳の稜線がクッキリと!


南アルプスの山は一個一個がデカいです〜〜





赤石と俺









富士山とトシ君



さて、そろそろ出発〜〜








赤石小屋です。

ココでも又又休憩〜〜

のんびりと下りました。







ここの下りは 以前来た時 は、登りに使った道ですが、
個人的には、やっぱり登りで使いたいと思いました〜

急坂が多いところは登りで使いたいのが心情です。

でも、今回の初日の登りのコースは例外です^^キツすぎ








3時頃〜椹島到着〜〜〜

安堵感達成感心地よい倦怠感の心身です。


今日はここ椹島に泊まりです








そして、明日の朝の始発
6:30のバスで1時間かけマイカーのある畑薙ダムまで帰ります


歩くと5時間かかるので、、、バスに乗りたいです^^


ココの送迎バスは、
ここで経営する山小屋に一泊以上する事を条件としております。
(※テント泊は駄目)




お風呂付きです^^ここでお風呂は嬉しいです^^



椹島ロッジ




風呂の後は、、、ですよね〜やっぱり!!








やっぱり!最後はコレだね!!






タイム

百間洞山の家4:40〜〜百間平5:50〜〜
赤石岳(7:10〜8:35)〜富士見平(10:45〜11:30)
赤石小屋(11:50〜12:15)〜椹島3:10


4日目

椹島6:30〜バス〜畑薙ダム8:00〜〜
〜〜新東名高速〜〜茨城県自宅4:00








2013年8月26日月曜日

畑薙大吊橋  スクープ写真




友人のカメラは、その瞬間を捕らえていた、、、












高所恐怖症の人が、一瞬に見せる、、、、、














その恐怖の瞬間、、、、、、、、















その時人はどういう表情を見せるのか、、、、




























コレだ〜〜〜〜〜!!



















での初っぱなの登山口での記録でした。





2013年8月25日日曜日

南アルプス 聖岳~~赤石岳 2日目2013・8


おはようございます〜〜〜〜


二日目の朝です


一日目は、コチラから



今日の予定


茶臼小屋〜聖平小屋〜聖岳〜兎岳〜百間洞山の家




昨日は皆バテバテで(佐藤さんは体調不良も重なる
予定を早めてゆっくりした分、、、、、
その、ゆっくり分が今日の日程にのしかかり、
辛く!!キツくなるのであった。



今日は正念場です、、、、

早く寝た分〜早起き




2時起床の3時出発^^




沢の水が細すぎで、出だしからつまずく、、、





なんだかんだで、出発は4時近くになる







本日聖岳を超えて行かないと、
エスケープルートで聖平から椹島に降りるしかなくなります
(中途半端)





そして、稜線に出る頃に夜明けを迎えた。



夜明けと共に浮かびあがったこのシルエット!!

やっぱり感動しますね、!


それはまさに茨城県の名峰!筑波山


とっ言いたいところだが、、、^^







そして、感動その2







稜線右側の谷に一杯にたまったガスが、低い所から溢れ出した。
「滝雲」だ!!どんどん流れ出ている

低い稜線の切れ間から
一杯になったコップの水が溢れ出るように、どんどん流れ落ちている。







「皆さん〜〜〜
やっぱり、山は早出が良いですよ〜
お得!満載ですよ〜〜〜
夏は特に!!涼しいし!体力も温存できます。」






刻一刻と変わるこの瞬間が、



タマんね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぇ!!


ちょ〜〜〜〜
気持ちいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!






稜線を進んで行くと聖岳が姿を現した!!

3000メートル峰では最南端の山だ。デカい、大物だ。

今日はあの山を超えるのだ!!遠いな〜〜〜〜〜







歩いて来た稜線を振り返るその道には佐藤チャンとトシ君だけ〜
さすが、南アルプスの南側は人が少ないです
静かな山歩きです〜

北アルプスではこうはいきません!!








この後、ガスに飲まれ消えて行く寸前のトシ君^^







7時頃になると空も落ち着いてくる

これから越える聖岳もだいぶ近くなってきました。









この木道を過ぎると
昨日来るはずだった聖平小屋です










3年前にココまで来て聖岳を棄権した事があります



今回はそのリベンジがある俺!

その時の思いが蘇る。












小屋はちょうど荷揚げ、荷下ろしのヘリコプターが来た
なかなか間近で見れないので、ウキウキ^^
でも、着陸はしないです。









懐かしいです〜3年ぶりの聖平小屋
3年前は、暴風の中を歩いて来たが、今日は晴天だ^^




ここで、佐藤ちゃんの体調もやっぱりすぐれず、、、、、

(ここからのエスケープルートで、佐藤ちゃんだけ別の下山も考えた。)





しかし、佐藤ちゃん!!ど根性で聖岳越えに一緒に行くことに!!

今時、ど根性、、、死語に近い(笑))))








岩場と佐藤ちゃん











雲海とトシ君

再び森林限界を越えて雲の上にでましたよ〜







前聖岳到着
でた〜〜〜〜〜〜〜!!聖岳がここまで迫った!!



あと一登り。しかし壁だな〜ここから、筑波山一個って感じかな〜

あの、激坂の前にタップリな休憩して、アタック開始!!






出発〜

すっかり晴れたと思うと、、









又々、ガスに包まれたり、、、







最後の激坂〜落石注意


又、晴れるや〜〜〜〜^^








明日登る赤石岳をバックに記念撮影

着いたずら〜。(ここは、静岡県)









まだ、富士山も見えてるし、この時期としては最高の頂上です。



聖岳、、、、素敵な名前^^


小島聖を思い出した〜一緒に登れたら良いだろうな〜笑ニヤッ))





頂上で、出会ったワンゲル部

この後、、、俺達以上に厳しい戦いになる大学のワンゲル部


俺達より一足先に出発した、、、








このワンゲル部に、俺達は後で追いつくのだが、

一年生部員がバテバテで、、、悲そう名感じだった。。。

(一年生のザックを上級生が自分のザックとロープで結んで担いでいた
すっげぇ〜〜〜さすが先輩)









聖岳を過ぎると又、ど〜〜〜んと下る







もったいない、、、下る下る、、、、


そして、又蒸し暑い森林の中へ〜


南アルプスは森林限界が高いので困る、、、、
暑いです、、、、、、、



この後、森林限界を出たり、入ったりの厳しい稜線歩き、、、、
(いやいや、もはや稜線歩きではない、、、何個もの山を越える感じ)








もう〜疲れすぎて無感情で通り過ぎた兎岳頂上

又、午後になると、ガスも多くなり展望もあまりなく、、、、、、
気分転換も出来ず、、、厳しいコースでした。


そう言えば、このあと写真もほとんど撮ってなかったな〜








3時過ぎにやっと着いた百間洞(ひゃけんぼら)山の家
テント場はこの上3分ほど登った所です。

やっと着いた〜〜〜









午後からのこのコース、、、し、び、れ、た、、、


アップダウンが多い、、、、、森林限界出たり入ったり、、、



せめてガスがでず展望良いか、涼しかったらよかったのですが、、、



後、このコース間水場がほぼないので要注意です。



でも、過ぎてみると晴れ渡った
「聖岳の絶景がそれ以上に心を満たしてくれています」


この時期としては天気上場でした^^






一時は途中棄権かと思われた佐藤さんですが、無事3人で乾杯できて良かったです





もう〜〜〜〜〜〜最高〜〜〜〜!!

俺は恵比寿じゃ〜〜〜〜〜!!




追伸
後で聞いたが
大学のワンゲル部は、無事小屋に着いた模様で安心しました。





三日目に続く






タイム


茶臼小屋3:50〜〜上河内岳分岐5:15〜〜
聖平小屋(6:45〜7:20)〜〜
前聖岳(8:30〜8:55)〜〜聖岳(9:50〜10:45)
兎岳12:45〜〜中盛丸山2:15〜〜百間洞山の家3:15